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3月3日開業(ついでに、ひな祭り) [暮らし]

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確か5年ぐらい前から工事していた、JR博多駅ビル(「JR博多シティ」と言うそうです)が
3月3日にめでたく開業の運びとなったのだそうです。
日曜日に時間があったので、ちょっとウロウロしながら見てきました。
1Fのコンコースもかなり整理されて、日増しに小奇麗になりつつあるように感じました。

新装なったJR博多シティ、実に威風堂々としています。
一足お先に立派になったJR小倉駅に、これでようやく肩を並べることができます。
北九州には道路整備で負け、下水道整備で負け、駅舎で負け・・・の負け続け。
福岡人としては、本当にやっとの思い・・・と言ったところです。

しかし、駅ビルの工事というのは凄い!
部分的な閉鎖はあったものの、基本的には通常営業を行ないながらの解体と建築施工。
外装の化粧直しをやるのとは根本的に違いますからね。
とは言え、何もない所に造るのに比べて何倍かかるのだろう?と思っちゃいました。

福岡市にある博多駅。
その昔、市議会で「福岡市」を「博多市」に改称しようという動きがあり、国鉄の駅名を「博多駅」
とすることで、ギリギリ(1票差)折り合いが付いたというウソのような本当の話があります。
「博多区」や「博多駅前1丁目」、「博多駅東1丁目」という地名はありますが、実は「博多1丁目」
などという地名はありません。

那珂川から東の一帯を「博多」(色々な物が数多くある)と呼んだのが、地名の由来らしいです。
意味からも連想されるように、博多は商人の町。
一方、那珂川よりも西側、福岡城跡を中心とした一帯が「福岡」。武士の町ですね。
厳密に言えば、博多も福岡も、今の中央区・博多区に包含されるごく狭いエリアだったようです。

地元の人間は、具体的な地名として、「博多」という名詞を使ったりしません。
と言うよりも、昔は博多駅以外に「博多」という地名はなかったので、それは当然とも言えます。
ところが地元以外の人は、博多を連発します。福岡市のことを博多市という人までいる始末。
福岡市というのは、県庁所在地の割には知名度が低いと言わざるを得ませんね。
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