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暑中お見舞い申し上げます [その他]

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(昨日朝 四国の上空にて)

毎日暑いですね。
暑~い+ムシムシ+午後≒積乱雲+雷鳴+夕立。
大昔からの日本の夏の風物詩、と言えるのかもしれませんね。
地球誕生以来、きっと色々と形を変えながら、延々と繰り返されているのでしょう。


オンザロックの氷が、時々“カラン”と言って動きます。
もちろん、重力によって氷が動かされていることが大きな要因に違いありませんが、
あれは、室温によって融けた氷が水となってお酒と混じり、冷たい液体が下に沈んで
暖かい液体を上に運ぶ、温度差による“対流”が起こっていることも見逃せません。

さて、これと同じことが、もっと激しく大気中で起こるとどうなるか?
(ちなみに、気象は中学校の理科だそうです。^^)

夏の強い陽射しが地表近くの湿った空気を十分に暖めると、膨張して軽くなった空気は
自分よりも重い周囲の空気に持ち上げられて上昇気流を作ります。
高度を上げるに従い、気圧は次第に低くなりますから徐々に温度が下がり、周囲の空気
とほぼ同じ温度になったら上昇が止まります。その際、冷まされたことによって空気中の
水分が凝固していたら、雲ができていることになります。これが積乱雲ですね。
上昇気流の予備軍が大量にあると、周囲の重い空気が押し上げるように次々と上昇が
起こり、あのモクモクと発達した積乱雲が出来上がる・・・というわけですね。

さらにこれが地球規模で起こると、最悪の場合、台風になります。
現在接近中の台風6号は、「超大型で非常に強い」と表現されております。
要するに、まったくもって迷惑千万なヤツだということですね。

台風メッカの九州在住ですから、ある程度、台風慣れしています。
・傘は風に持って行かれて却って危険な場合があるということを忘れない。
・風でモノが飛んでくる危険性を頭に入れておく。
・大雨でも断水(がけ崩れ等で送水管破裂)する。
・もちろん停電の用意も怠りなく。

特に、台風の中心の右側(東側)は雨風が強く、危険がいっぱいです。
明日夜半以降、十分な警戒が必要だと思います。
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