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Merry X'mas !! [昔話]

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今日はクリスマスですね。
クリスマスと言えば、我が母校(高校)関連の面白い話をご紹介しましょう。
2学期の終業式は大体23日前後だと思いますが、我が母校の終業式の会場には、
小さめの四角い箱が、うず高く積み上げられていました。
さて、その四角い箱とは・・・?(答えは後ほど)

ぼくはクリスチャンでもないのに、ひょんなことから、キリスト教系の高校でした。
先生にも神父さんがおられるような学校で、月曜の朝はミサから始まります。
学生の2割ぐらいは「神学生」という神父さんのタマゴで、当時、学校は山荘通りにあった
のですが、神学生の寄宿舎である「神学校」も、そのすぐ近くにありました。

ぼくが入学した昭和44年当時、全校生徒数は100人ぐらい。
1学年は約20人のクラスが2クラス、ぼくが入った頃の3年生は1クラスだったから、
全校でもわずか5クラスという信じられない構成でした。
よく言えば少数精鋭、悪く言えば不人気だったのかもしれません。

当時の我が母校はC紫女学園、福岡F葉、福岡C央と、女学生の大集団に囲まれており、
自転車通学のぼくも、雨でも降ろうものなら、女子だらけの城南線(路面電車)です。
いやあ、まったく肩身の狭い思いをしておりました・・・。(ホントかよ?)
あ、いつものようにちょっと脱線しておりますね。^^;

さて、四角い箱とは・・・そうです、クリスマスケーキ!(笑)
直径は、恐らく20cm以上あったと思います。
何の変哲も無い、普通の丸いケーキなんですよ、これが不思議にも。
ね? 面白いでしょう?? と言うか聞いたことないでしょ、こんな話。
クリスマスにケーキを配る高校なんて、ぼくは母校以外に聞いたことがありません。

ひとつには少ない生徒数だったから、こんな面白いことが出来たのかもしれません。
もらったケーキを大事に大事に自転車の荷台にくくりつけて、この日だけはいつもよりも
明らかにゆっくり目の速度で、注意深く家に帰ります。
悪い成績をケーキで誤魔化そう・・・決してそんな魂胆からではありませんよ。(笑)

そんな我が母校も、今年から校名が変わってしまいました。
随分前に移転して所在地が変わり、今年からは校名まで変わりました。
もう昔の面影はまったく無いって感じですね。何だか寂しいなあ。
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