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昭和の日 [その他]

今日の福岡地方、最高気温は27℃でした。
最高気温が25℃を超えると、気象用語では「夏日」と呼ぶそうですね。
今年の昭和の日、福岡では夏日になりました。

4月29日・・・昭和の日。
そう言われても、何だかピンと来ないなァ。
4月29日と言えば、天皇誕生日(昭和天皇)と言うほうが、いまだにしっくり来ます。
それもそのはずで、人生59年の内、35年ほどは天皇誕生日と言ってましたからね。
それが、みどりの日になったり、最近では昭和の日になったりなんだもんなあ。
ちなみに「昭和の日」になったのは、平成19年(’07年)からなんだそうです。

だけど昭和の日という命名、嫌いじゃありません。
生粋の昭和生まれ・昭和育ちのひとりとしては、大袈裟に言えば、喜びも苦しみも
この昭和という時代とともにあったように思います。

IMGP1719r.JPG
(こんなレンゲ畑で、昔はみんな寝転がって遊んだものです・・・2013年4月13日撮影)

子供の頃、お隣は風呂桶屋さんでした。
木の板を縦に貼り合わせて、グルッと一周。竹で締め上げて完成です。
木で作った風呂桶に石炭釜を組み合わせた風呂、昔はそれが普通でした。
風呂に張る水は井戸水です。井戸から風呂まで、水はバケツで運びます。
何度も何度も往復して風呂に水を張り、石炭に種火を付けた後、石炭をくべます。
まるで蒸気機関車の石炭係のようです。

石炭が燃える匂い、好きだったなァ。
石炭の燃える匂いがすると、ああ夕方だなァ(風呂の時間)・・・と思ったりしました。
だけど子供の仕事にしては、とにかく水張りが大変でした。
バケツに目いっぱい水を入れて運ぼうとすると水はこぼれるし、
お上品な水量で運んでいたら、いつ終わるか分からないし。

小学校4年生ぐらいだったでしょうか、いつものように家に帰ったら、ピッカピカの
水道の蛇口が風呂場に付いていました。
感動したなあ。途方もなく嬉しかったですね。
ああ、これでもう水張り仕事から解放される。やったー!ってね。(笑)

さて、ここで問題です。
木で作る風呂桶、木と木を接着した上で、竹を用いて全体を締め上げます。
この時に使う接着剤は、極めて身近なものから作ります。
その身近なものとは、いったい何でしょう?
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