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【期間限定】涙のアンチホークス宣言 [プロ野球]

100%個人的な記録です。
賢明な諸兄はスルーしていただきますようお願いいたします。

             ***

明日から始まるCSを前に、ぼくは意を決してここに宣言する。

■ある時期が来るまで、ぼくは心を鬼にして、アンチホークスを貫く。
 なお、「ある時期」についての詳細説明は行わない。
 「ある時期」は今季終了後かもしれないし、来季以降かもしれない。
 それはぼくにも分からない。

ということで、明日から始まるCSはホークスの対戦相手を応援する。
気が向けば、対戦チーム側目線で見た試合の記録を書き残すかもしれない。
ま、しかしそれは気分次第のお遊びのようなものだ。

CSで見事ホークスが敗退してくれれば、ぼくの今季もそこで終了する。
万が一、CSを突破してしまったら、アンチホークスの今季は日本シリーズへと
持ち越されることとなる。

ああ、なんだか楽しいことになって来た。
気持ちはまったく高揚しないが、違う意味でドキドキワクワクだ。
愛するホークスを敵に回してゲーム観戦するなど、考えたことも無かった。
昨日の敵は今日の友・・・ではないけれど、永遠の敵も永遠の友も
そんなものは、実は地球上のどこにも存在しないのかもしれない。

散歩道の秋.jpg
(記事とはまったく関係のない「秋の散歩道」)

明日の先発は千賀と美馬。
千賀は昨年のCS初戦、対楽天で負け投手だった。
ポストシーズンの敗戦は実は初戦のこのゲームだけで、楽天2、西武4、読売4
はすべて勝ち切り、ポストシーズン10勝1敗で日本一に輝いた。

千賀のような本格派投手のウィークポイントは立ち上がりだ。
立ち上がりはほとんどの球種が荒れ気味になる。
ストレートは抜け気味、カットは引っ掛け気味、フォークも抜けが甘い。
マリーンズは序盤で何としても得点したい。2点、出来れば3点欲しい。
3点あれば、美馬相手のホークスは間違いなく焦って術中にハマる。

前回(7回2/3)、前々回(7回)と対ホークス、美馬は無難にまとめた。
ベテランは計算できる、明日もしっかり投げてくれるに違いない。
明日は序盤でマリーンズがしっかりとボールを見極め切れるかどうかが、
大きな分岐点になるのではないか。
ボール球を振って、千賀を楽にさせては駄目だ。

とにかくマリーンズは明日勝つこと、これが絶対条件だ。
明日勝てば、明後日は二木だろうから、連勝の目が見えて来る。
さすがに2連勝されるとホークスも大いに慌てるに違いない。
相手を慌てさせることが出来れば、もう半分は勝ったようなものだ。

しかし明日落としてしまうと王手をかけられてしまい、逆に焦らされてしまう。
美馬がノラリクラリやっている序盤、特に1回2回が勝負だと思う。
序盤に得点できないと、中盤からの千賀には苦戦するのではないか。
昨年のことがあるので、調子に乗せると完投まであると思う。
何とか序盤に2点、長打が絡めば3点・・・取らぬタヌキの何とやらか(笑)
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内川聖一の無念さが染みる夜 [プロ野球]

このところ個人的な記録が続いております。
賢明な諸兄はどうぞスルーされますようお願いいたします。

           ***

今日11月1日は、
福岡ソフトバンクホークス内川聖一内野手としての最後の日だった。
タマスタは内川の退団を残念に思うファンで埋め尽くされたらしい。
そうだろうなあ。内川ほどホークスに身を捧げた選手はいないからね。

内川よ、
これから先は日一日と厳しさが増すと思うが、どうか頑張ってくれ。
私はプロ野球ファンのひとりとして、決して君を忘れない。

内川よ、
こんな薄情なホークスで本当にすまん。
君の気持ち、君の無念さ、多くのファンは100%理解しているよ。
そのことだけはしっかりと心に留め置いてくれ。本当に本当にすまん。

           ***

ホークスのリーグ優勝が決まった翌朝の新聞を見て驚いた。
西日本新聞の一面トップは大きく「ホークス3年ぶりパ制覇」。
一面の大きなカラー写真から目を左の方に移すと、「今日の紙面」という
縦書きのヘッドラインがある。そこには信じられない文字が印刷されていた。

「ホークス内川選手退団へ」(赤枠)

うそだろ!?

201031_125659rr.jpg
(優勝決定の翌日、10月28日の西日本新聞朝刊の一面 左サイド)


2軍に落とされたまま、夏が過ぎ、秋になっても一向に1軍昇格の話がない内川。
しかし首脳陣との確執が噂されることも無く、内川も優等生発言に終始していた。

だから、ぼくは密かに思っていた。
これは恐らくもう、すべては既定路線なのだろう。
内川も去年からの衰えは隠しようがなく、本人も覚悟はできているはずだ。
内川は今季で現役引退、まずは指導者研修を兼ねて2軍のコーチに就くのだろう。
そのため今季いっぱい、じっくりと2軍の選手を観察しろと言われてるに違いない。

だけど残り20試合前後ともなれば1軍昇格してベンチ入りし、ゴール間近の選手たち
を鼓舞するとともに状況が許せば自らも打席に立つなど、何らかの花道が準備される
時がやって来るに違いない。たぶんそうだ。きっとそうだ。いや、絶対そうだ!
そう信じて疑わなかった。
しかし・・・

工藤監督は昇格させない内川について、ワケの分からない詭弁を弄す。
相反して、まったく状態の上がらないバレンティンは1軍に昇格させる。
当然と言うべきか、案の定、バレンティンは凡打の山を築き続ける。
10月のバレンティンの成績、31打席、30打数1安打、打率.033。
もちろん内川とて衰えが隠せず、往時の打撃ではないのはファンも分かっている。
しかしこの極端な事実を、ファンはどう受け止めれば良いのだろうか?

今日の内川のお別れコメントには、鬱積する思いが明確に込められていた。
恥ずかしながら、ぼくは聴いていて感極まりそうになった。
以下、一部抜粋。
「地元九州の球団で最後を迎えたいという思いでやってきたんですが、残念ながら
それが叶わない状況になってしまいましたので、まだまだ自分でやれるとか、
勝負したいという思いよりも、今年1打席も1軍でチャンスを貰えなかったという
ことが、自分の中で野球を辞める決心がつかなかったというのが正直なところです」

https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/660206/

・地元球団で最後を迎えることが叶わなくなった
・まだやれるからということではなく、1軍で1打席もチャンスを貰えなかったことが
 野球を辞める決心ができなかった理由

個人的には、パリーグ制覇の喜びなど、完全に吹き飛んでしまった。
いったい今季2020年は、何というシーズンなのだろうか。
思えば2018年シーズン、達川退団の時に覚えた薄っすらとした疑問、不信感に、
今回、ややくっきりとした輪郭を感じた瞬間でもあった。
何ということをしてくれるのか。ああ、監督が秋山だったなら・・・
内川の無念さが身体の隅々まで染みわたる夜だ。

           ***

最後に、よーちゃん殿にはお詫びしなくてはならない。
去年の鳥谷に続いて、今年は福留・能見という功労者まで出て行くと知り、
軽率にもこんな恥知らずなことを書き込んでしまったからだ。

2020-10-23comentrr.jpg

ホークス工藤監督の選手起用に比べれば、鳥谷、福留、能見は納得の起用だ。
阪神球団にまったく問題ないとは言わないまでも、我がホークス球団に比べれば
問題のレベルが違う。実に申し訳ない書き込みだったと反省しております。
本当にスミマセンでした!

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