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ウォシュレット取替作業の記録・完結編 [暮らし]

ウォシュレットを取り替えたという、ただそれだけの話だというのに
長々と引っ張ってしまい、誠に申し訳ございません。
では、ド素人のウォシュレット取り替え顛末、完結編と参りましょう!

・・・と、その前に。
携帯写真ですが、時節柄、ぼくも桜を掲載したい^^;
今、この時期だけですからね。これを逃したら次は1年後だから。
川沿いに桜。池のほとりにも桜。公園に桜。校庭にももちろん桜。
桜って本当にいいですよねえ♪
cafelamamaさんも天国から観てますかあ?^^

校庭の桜.jpg
近所の桜.jpg

             ***

無知ゆえに何の不安も持たず、ルンルン気分で開梱作業を始めました。
まずは軽く取説(施工説明書付き)に目を通しながら、同梱品の確認です。
振り返ってみれば、既にここでイヤ~な予感はしていました。
というのも、リモコンの見た目が決定的におかしいからです。
いつも見慣れている「アレ」がない・・・

あれっ?
「流す」ボタンは、どこに消えた??

新旧リモコン比較.jpg
(リモコンの新旧比較。手前:新リモコン、奥:従来リモコン)

「流す」ボタンが付いてないウォシュレットなんてあるハズがないから、
きっと別梱包でどこかに紛れているに違いない。
どんな都合かは分からないけど、ま、どこかに入ってるでしょ・・・
能天気にも、まだこの時はそんなことを考えておりました(馬鹿だよね^^;)

ところが!
実作業に取り掛かったその最初の工程、この写真↓の時に
イヤな予感は次第に明確な焦りに変わって行きました。

ヒント第三弾①.jpg
(ヒント第三弾の写真を再掲)

何者なんだ、このヒョロヒョロのケーブルは?
こんなケーブルの存在、取説にはどこにも書いてないけど?!
そもそもキミは誰なの? そんなところで一体何してるの??^^;

どう見てもDC電源プラグだ.jpg
(誰が見ても普通のDC電源プラグ)

この形のプラグ↑、皆さんも見覚えがあるでしょ?
そうです、ノートPCなんかでよく使ってるアレですね。
AC(交流)アダプタのアウトからノート本体にブスッと挿してるヤツ。
DC(直流)電源用のプラグです。

ウォシュレットにDC電源って、どういうこと?
一般に、この手のDC電源は軽い負荷(電気機器)に用いることが多いです。
ラジオやIC機器、小さなランプといった低消費電力機器の類ですね。

ま、そんなことはいいとして、このケーブルの行き先はどこなんだろう?
そう思って辿って行きました。
タンクの背面から立ち上がって、タンク内に延びていました。
そして、その最終的なその行き先は・・・

水洗レバーのドライブモーター駆動用でした.jpg
(タンク内を上から撮影)

写真↑のとおり、水洗レバーでした!
そうです、水洗レバーはモータードライブ方式で駆動されており、
このケーブルはウォシュレット本体からモーターに駆動用のDC電源を
供給するために存在していたというわけですね。

いつもリモコンの「流す」ボタンを押して水を流していたのに、
その理屈についてはまったく考えたこともありませんでしたが、
ボタン押下→水洗モーター駆動→水洗レバー回転→流水にて洗浄
・・・という理屈だったとやっと気がつきました(遅いよっ!!^^;)

うわあ、そうだったのかあ。
そんなの全然気にも留めていないから、ウォシュレット選定の際に
留意した仕様は、フタの自動開閉ぐらいのものです。
こりゃ大チョンボ確定だなあ。やっちゃったかも?!(涙)

            ***

作業を中断し、取説を再度確認しました。
今回購入したのは「TCF8FM65」という型式だったのですが、
「リモコン上側に『流す』ボタンが付いていない機種では、リモコン
 による便器洗浄機能は使用できません」
とキチンと但し書きがありました。

しかし同時に、末尾に「A」が付く「TCF8FM65A」という型式では、
リモコンで水洗レバーをモータードライブする機能が搭載されている
ことも分かりました。
FM65とFM65Aは兄弟機です。
もしかしたら、ハード的な機能は省かれていないかもしれない!?

探しましたよ、DC電源のジャックを。
取説には何の記述もありませんでしたが、隅々まで探しました。
そして、化粧カバーの奥に隠れてたジャックを見つけました!
やったあ! やっぱりあった!!(喜)

DC-outlet発見!.jpg
(ジャック、見つけました! プラグ、挿しました!!)

さて、最後に残るはリモコンです。
今はブランクプレートが付いている、「流す」ボタンがある位置の下に
果たしてスイッチはあるのか?
スイッチがなきゃ、もうそこで話は終わりです。
リモコンを別途購入するしかありません。
しかし、わざわざスイッチ有りと無しの2種類を作ったりするかなあ?
管理コストを含む製造コストを考えると、共通化するのが一般的です。

内部スイッチ.jpg

案の定、スイッチは何事もなく、ちゃんとありました!
しかも同じTOTO製品なのが幸いし、新旧スイッチプレートの寸法なども
まったく同じです。ラッキ~(^^♪

スイッチ(表).jpgスイッチ(裏).jpg
(新旧スイッチプレートの表と裏)

だったら、従来使っていたリモコンのスイッチプレートと取り替えれば
いいだけです。もしソフトでスイッチ信号の取り込みを殺されていたら
一巻の終わりですが、恐らくそんな手の込んだ、わざわざコストが掛かる
ようなことはやらないでしょう。

スイッチプレート付け替え.jpg
(従来リモコンのスイッチプレートを新リモコンに取り付けました)

目を凝らしてよ~く見ると、従来品のスイッチプレートに取替えたから、
ヒントで掲載した下の写真、「流す」ボタンの3つだけが周囲の色と
微妙に違っている(くすんでいる)のが分かると思います。
ま、こればっかりは自分のチョンボだし、致しかたなし。許す!(笑)

ヒント第三弾③.jpg
(ヒント第三弾の写真を再掲)

さあ、いよいよ運命の動作確認。ボタンを押してみましょう。
まずは呪文を唱え(笑)、深呼吸して念を込め(マジ)、静かにリモコンの
「流す」ボタンを押しました。
・・・
無事に水が流れました。良かった~♪
やっぱりオレはついてる!(笑)

          ***

以上がド素人作業の顛末のすべてです。
今回、トラブったのが幸いして、ウォシュレットについて楽しく&詳しく
学ぶことが出来ました。
知らないことを知る、というのは素晴らしいことだと改めて感じました。
と同時に、今回は偶然にも上手く行きましたが、機械モノは十分な事前の
調査が必須だという当たり前のことも再認識した次第です(←こら)。

数年もすれば、今度は2階のウォシュレットが故障するでしょう。
その時の作業は、恐らく30分掛からないんじゃないかなあ。
・・・などと、すぐに図に乗って自信過剰になるのが悪いクセです(笑)
おしまい。

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ウォシュレット取替作業の記録 [暮らし]

クイズのヒント第三弾を末尾に再追記いたしました。
これ以上のヒントはございませんので、これが最後です。
もしお時間がございましたらご覧くださいませ。
何度も何度も本当にスミマセン!!
(2021/03/23 21:30再追記)

クイズのヒント第二弾を末尾に追記いたしました。
もし良ろしければ再度ご覧いただき、お考えいただければ幸いです。
(2021/03/22 10:15追記)

             ***

1階のウォシュレット(便座部分)が壊れました。
もう10年ぐらい使っているから、既に交換部品は無いでしょう。
2階にもトイレはあるのですが、階段を昇るのもいい加減疲れる。
というわけで、カミさんのリクエストであるフタ自動開閉タイプに
取替えようということになりました。

心のどこかで、donさんの記事に触発されていたのかなあ?
あるいはラガーさんのこの記事だった可能性も否定できません^^;
ともあれ、実践している人も多いと聞くウォシュレットの取替作業に、
ヒマを持て余しているオッサンが自ら挑戦してみることにしました。
はっきり言って、気まぐれオヤジの思いつきもいいところです(笑)。
だけど実際にやってみて分かったのは、本当に簡単だということ。
たったこの程度の作業が1万円とか1万5千円の工賃だとしたら、
年金生活者でなくても、絶対に自分でやるべきだと思ったなあ。

<結論>
 ①ウォシュレットからウォシュレットへの取替ならば本当に簡単
 ②特殊な工具や専門知識は不要
 ③所要時間は1時間未満

基本的な作業内容と使用工具は、概ね以下のとおりです。
 ①既設ウォシュレット取り外し(ワンタッチ、工具不要)
 ②既設ベースプレート取り外し(ネジ2本、プラスドライバ)
 ③新ベースプレート取り付け(同上)
 ④屋外の止水栓(元栓)を閉じる(マイナスドライバ)
 ⑤トイレ内の止水栓を閉じる(同上)
 ⑥既設水洗ホース取り外し(モンキーレンチ)
 ⑦新ホースの取り付け、既存ホースの接続(同上)
 ⑧新ウォシュレット取り付け(ワンタッチ、工具不要)
 ⑨新リモコン取り付け(ワンタッチ、工具不要)
 ⑩止水栓開放、通電して動作確認

ま、そうは言っても、細かいことはゴチャゴチャとありました。
作業記録として、順を追って振り返ってみたいと思いますので、
これから取替作業を予定される方は、参考にご一読ください。

             ***

通販(ジョーシン)で購入.jpg
ネット通販↑です。大手量販店から買いました。
発注した翌日に届くという快挙。日本の流通は本当に素晴らしい!
因みに価格comよりも安価でした。Lucky♪

着工前.JPG
着工前はこんな風↑でした。
何の変哲もない、普通のウォシュレットです。
既設のウォシュレットはTOTOの「アプリコット」という型式。
工事店向けの製品らしく、一般には小売しないタイプだったようです。
しかし今やリテール品(個人向けに小売するタイプ)が大幅に増えています。
以前は狭かった選択の幅も、かなり広いものになっているようです。
※TOTOリテール品については、こちらのページを参考にしました

①既存ウォシュレット取り外し.JPG
①既設ウォシュレット取り外し
②既設ベースプレート取り外し
①の既設ウォシュレット取り外しは、本体右奥に付いているリリース
ボタンを押してロックを解除し、手前に引くと簡単に外れるように
なっていました。どのメーカーでも基本的に同じやり方のようです。
その後、②の既設ベースプレートを取り外した状況↑です。

②新ウォシュレット ベースプレート取り付け.JPG
③新ベースプレート取り付け↑
ウォシュレット本体を便器に固定する前準備として、まずベースプレート
という樹脂の部材を便器に取り付けます。
説明書の記載手順に沿って新ベースプレートを取り付けます。

③屋外止水栓を閉じる.jpg
④屋外の止水栓(元栓)を閉じます↑
マンション等では玄関ドアの横付近にメンテスペースがあり、
その中に止水栓があると思います。
通常、止水栓は作業開始前に閉じるのが一般的だと思いますが、
カミさんが水を使っていたのでこの作業をここに持って来ました。
閉めたら、蛇口をひねって断水状況を確認します。

④止水栓を閉じ、ホース取り外し.JPG
⑤トイレ内の止水栓を閉じ、⑥既設水洗ホース取り外します↑
取り外す際にホース内に残留している水が垂れるので、雑巾orバケツを
準備して対応します。
ちゃちなスパナが付属添付されていましたが、貧弱で作業性は悪いです。
モンキー(200~300mm)は必須。ネジも痛めず安全に作業できます。

⑤新ホースの取り付け.JPG
⑦新ホースの取り付け↑
新ホースには分岐水栓と一緒にパッキン(2枚)も添付されていました。
痒いところに手が届いてますね、親切だと思いました!
⑤新ホースの取り付け完了.JPG
新ホース(上)を取り付け、タンクに行く既存ホース(下)も接続します↑

⑥新ウォシュレットの取り付け(本設置).JPG
⑧新ウォシュレットの取り付け↑
このまま上方向に「カチッ」とロックされるまでスライドさせます。
新ウォシュレットをベースプレートにセットして固定します。

⑦リモコン取り付け.JPG
⑨新リモコンを取り付けます↑
TOTOからTOTOへの取替だったので、リモコン用の取り付けベースは
交換せずに既存のものがそのまま流用でき、手間が省けました。

⑧通電・動作確認.jpg
⑩通電して動作確認↑

完成.JPG
無事に完成^^!!


<まとめ>
 ①用意するもの
  ・バケツ、雑巾類・・・水漏れ時の緊急用
  ・マイナスドライバ(元栓用)、プラスドライバ(ベースプレート用)、
   モンキー(水栓用200~300mm)、スケール(メジャー)
 ②ウォシュレットからウォシュレットへの取替ならば非常に簡単
  ・逆にそれ以外ならプロに任せるべき
  ・同じメーカー同士の取替えのほうが安心度合は高いが、既設とは
   異なるメーカー(TOTO、INAX、PANA、東芝など)への取替えでも、
   事前にキチンと調査すれば大きな問題はなさそう
 ③所要時間は1時間未満
  ・同じメーカー、同じ機能の製品への単純取替ならば 1時間で十分
 ④安価で簡単! 是非実践すべし!!
  ・ネット通販は安価、量販店は保証もしっかりしている
  ・簡単ならばDIYは楽しい♪

             ***

突然ですが、ここで問題です。
確かに取替自体は簡単だったのですが、1点だけやや手こずりました。
さて、ぼくは一体何に手こずったのでしょう?
実践した人は恐らく簡単に分かると思うので、実践していない諸兄に
回答権があるものとします。

<半分答えみたいな大ヒント^^;>
 ・手こずった対象は、この記事の掲載画像の中にあります。
 ・水栓のネジをナメた、あるいはネジが固着して回らなかった etc
  ・・・ではありません。

奇想天外なご回答(笑)をお待ちいたしております!^^

             ***

(2021/03/22 10:15追記)

焦点のボケたクイズに思いを巡らし、ご回答いただいた皆さま、
また、お考えいただいたにもかかわらず、途中で断念された皆さま、
さらに、今はじめてこの記事をご覧になり、興味を持たれた皆さま、
そしてほとんど興味はないが、行きがかり上この記事を見るハメに
なってしまった可哀想な皆さま(笑)・・・

半分答えみたいな大ヒントを差し上げたつもりだったのですが、
よくよく考えてみれば、この手の作業をやったことの無い人に
こんなしょぼいヒントでは皆目分からないのが当たり前だという
笑ってしまうほど初歩的なことに今さらながら気がつきました。
誠に申し訳ございません。

罪滅ぼしとして、ヒントの第二弾をご提示したいと思います。
今回は正解に限りなく肉薄するヒントにいたす所存です。
何卒よろしくお願いいたします。
なお、クイズの解答につきましては、次回記事のテーマにすべく
只今鋭意作成中(脳内にて^^;)でございます。
併せてよろしくお願いいたします。

前置きが長い? いい加減にしろ??
あ、スイマセン。ではヒント第二弾、速やかに参ります!

作業中の写真を2枚、再掲いたします。
元はと言えば、すべてはぼくの無知のなせる業なのですが、
実はこの2枚が「song手こずり」の正体でございます。

①既存ウォシュレット取り外し.JPG
⑦リモコン取り付け.JPG

さあ、お考え下さいませ。
正解はすぐそこでございます!!

             ***

(2021/03/23 21:30再追記)

本当に申し訳ございません。
友人に言われてしまいました。

「はっきり言って、これはヒントになっとらん。
 これで分かるヤツはそもそもヒントなしでも分かるし、
 分からんヤツはこんなヒントじゃどうひっくり返っても分からん。
 結局、これはヒントでも何でもない。一層混乱するだけ」

おっしゃる通りでございます。
だけど、そこまで言わんでもいいやん!
優しさっちゅーモンが無いのう、お前は昔から。
あ、すいません。内輪の話でした^^;

今週末までには解答の記事をアップするつもりですが、
どういう風に書けば分かりやすいのか、ただいま悩み中です。
なのでそれまでの間、ヒント第三弾でお楽しみいただければ幸いです。
ヒント第三弾は、第二弾の対象を更に絞り込みます。

ヒント第三弾①.jpg
問題の発端はこいつ↑でした。

ヒント第三弾②.jpg
上の写真では見にくいのでクローズアップした写真↑です
(普通のDC電源プラグだということが分かると思います)

ヒント第三弾③.jpg
これ↑は見たままです。

以上であります。

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