SSブログ

2017 SBHパリーグ優勝おめでとう♪ [プロ野球]

■おことわり
これは自分用の覚え書きのような類のものです。
ですから、nice! やコメントはどうぞ気にせずスルーしてください。
よろしくお願いいたします。

*** *** *** *** ***

何だか不思議な優勝だ。
2017年シーズン、何がこのチームを優勝に導いたのだろうか?
9月16日の優勝決定はパリーグ史上最速らしいが、ぼくから見たホークスは
戦績とは裏腹、少なくとも圧倒的な強さからは程遠い辛勝の連続だった。

YOMIURI_ONLINE_20170916-OYT1I50046-L.jpg
(宙に舞う工藤監督 読売オンラインより転載)

今年は近年になく、主力に故障者が続出したシーズンだった。
開幕早々、ムネリンが帰って来たのは嬉しかったが、昔の面影はなく・・。
すぐにスアレス、和田が肘にメスを入れ、今季はほぼ絶望・・。
武田や五十嵐も途中で脱落。
千葉ロッテからデスパイネを補強したものの、案の定の大型扇風機。
バンデンは相変わらず白星を積み重ねているが、イマイチ安定感に乏しい。
千賀は疲労が溜まっているのか、80球を越えるとガタッと球威が落ちる。
勝負どころを迎えて、ついに打の要・内川まで居なくなってしまった。

しかしパッとしない主力を尻目に、脇役陣は素晴らしかった。
投手の筆頭格は石川。千賀もそうだが、ホークスの育成はすごい!!
そして後半戦はモイネロ。まったくのダークホース。大事に育てて欲しい。
東浜と岩嵜は完全に一皮むけて、もう脇役陣ではない。
一皮むけたと言えば、森福が去った後の嘉弥真もそうだ。
ちょっと心配なのが森だが、森も良く頑張ってくれたと思う。

野手では今宮と甲斐が双璧だろう。
この2人の身体能力の高さは特筆モノで、今宮の守備力を打率に換算すると
(相手のヒットをアウトにした分、自分のヒットに充当換算すると)、
軽く4割超えになるのではないか。同様に甲斐の強肩を打率に換算しても
ゆうに3割を超えるのは間違いない。
そして上林、明石、福田、高田、川島。
本当に脇役陣は充実した2017年シーズンだったのではないだろうか。

相変わらずのベンチワークとピリッとしない主力陣。
それなのに、こんなにブッ千切った理由は主に2つあると思う。
①シーズンを通じて、ほとんど失敗しなかった盤石なリリーフ陣。
②ホークス以外の5球団で、面白いほど星のつぶし合いをしてくれた。

リリーフ陣は本当に見事と言う他はない。
なかなか気合いと根性だけでは、ここまでの結果は残せないと思う。
トレーニングコーチなど裏方さんのサポートも見逃せないのではないか。
そして何と言っても、サファテの日本人のような心意気だ。
例の「サファテ発言」でギクシャクするかと思ったら、まったく逆だった。
セーブ日本記録は、やはりダテではない。

MVPはサファテだろう。
他に有力な対抗馬は見当たらない。
30代後半にして、まだ進化しているように見える。
まさに優勝請負人。常識外れのすごい投手だ。
nice!(60)  コメント(16) 
共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。