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四十九日が過ぎました [暮らし]

昨日、四十九日が終わり、無事に納骨も出来ました。
とりあえず一段落でしょうか、まだ終わっていない事務処理がありますが。

120825_143208r.JPG

我が家のお墓は福岡ドーム近くの地行今川(※)という場所にあります。
佐賀県の武雄市(たけおし)というところに本来のお墓はあるのですが、
武雄はちょっと遠いので、母が亡くなった27年前に新しいお寺さんとの
お付き合いを始め、お墓も新しく建立しました。

27年ぶりに納骨することになり、石屋さんにも来てもらったのですが、
もっと簡単に納骨できると思っていたら、大間違いでした。
お墓の大きな石を2枚もめくって、やっと人間がひとり入れるぐらいの
開口が出現しますが、正装をして来たぼくたちに納骨作業は出来ず、
やむを得ず石屋さんにお願いしてやっと納骨できました。

まあ、考えてみれば、そんなに簡単に遺骨にアクセスできるようでは
それこそセキュリティはどうなってるんだ?ということにもなる。
お寺さんは24時間オープン、基本的にクローズなどはありませんから、
お墓にこそ十分なセキュリティが必要になりますよね。
写真撮ったけど、家族以外に見たい人はいないと思うので控えます。(笑)

納骨スペースを閉じる時、ぼんやりと考えてしまいました。
次にめくる時、恐らくそれは、ぼくが納骨される時なんだろうなあ、と。
しかし、誰だとしても、永久にその日が来ないで欲しいなあ、と。

(※)8月27日追記
  地行だと思っておりましたところ、調べてみたら今川でした。
  福岡以外の方は、どーでもいいよそんなこと・・・でしょうけれど。^^;
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2012.08.15 終戦記念日 [その他]

今日も暑い一日でした。
67年前の8月15日も、やっぱり同じように暑かったのでしょうか?

未知なる太平洋戦争への思い。
どうして勝ち目の無い戦争に突き進んだのだろう?
途中のどこかで、手打ち(終戦)にすることは出来なかったのだろうか?
自分の命と引き換えの体当たり(特攻)なんて、そんなの無いよなあ・・・

いくら考えたって分からないことが堂々巡りします。
でも、ぼくはそれでもいいと、分からなくてもいいと思っています。
重要なのは、一年に一回だけど、このことをちゃんと考える時間を持つこと。
そのことこそが、過去へと繋がる唯一の道筋のような気がします。

戦争の話は、もっぱらオフクロとしかしたことがありません。
おやじと戦争の話なんか、したことなかったと思うなあ。
オフクロは言ってました、玉音放送は聴いたけど意味がまったく分からなかった。
それよりも本土決戦にどう備えるか、頭の中はそれでいっぱいだった、と。


皆さんの地域の護国神社でもそうでしょうか、今、福岡の護国神社では
勇敢だった英霊への感謝のお祭り、「みたま祭り」が行われています。
まだ若かった頃、「みたま祭り」の意味も分からず、ただただ提灯がきれいだから
という理由で、デートの場所に護国神社をチョイスしていたことを白状します。

今日、現役閣僚2人が靖国参拝をしたとニュースになってましたね。
若い頃は護国神社が何たるかも知らず、もちろん全国にある護国神社の総本山が
靖国神社だということも分からず、「みたま祭り」に参加してました。
そういうことだったのか・・・後になって知ることって、実に多いですよね。

でも百歩譲って、意味を知らなくても、結果オーライだったような気がします。
ぼくたちのために戦ってくれた英霊に手を合わせたことは、結果的だったとは言え
今にして思えば実に良かった。
・・・つくづくそう思っています。

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