内川聖一の無念さが染みる夜 [プロ野球]
このところ個人的な記録が続いております。
賢明な諸兄はどうぞスルーされますようお願いいたします。
***
今日11月1日は、
福岡ソフトバンクホークス内川聖一内野手としての最後の日だった。
タマスタは内川の退団を残念に思うファンで埋め尽くされたらしい。
そうだろうなあ。内川ほどホークスに身を捧げた選手はいないからね。
内川よ、
これから先は日一日と厳しさが増すと思うが、どうか頑張ってくれ。
私はプロ野球ファンのひとりとして、決して君を忘れない。
内川よ、
こんな薄情なホークスで本当にすまん。
君の気持ち、君の無念さ、多くのファンは100%理解しているよ。
そのことだけはしっかりと心に留め置いてくれ。本当に本当にすまん。
***
ホークスのリーグ優勝が決まった翌朝の新聞を見て驚いた。
西日本新聞の一面トップは大きく「ホークス3年ぶりパ制覇」。
一面の大きなカラー写真から目を左の方に移すと、「今日の紙面」という
縦書きのヘッドラインがある。そこには信じられない文字が印刷されていた。
「ホークス内川選手退団へ」(赤枠)
うそだろ!?
(優勝決定の翌日、10月28日の西日本新聞朝刊の一面 左サイド)
2軍に落とされたまま、夏が過ぎ、秋になっても一向に1軍昇格の話がない内川。
しかし首脳陣との確執が噂されることも無く、内川も優等生発言に終始していた。
だから、ぼくは密かに思っていた。
これは恐らくもう、すべては既定路線なのだろう。
内川も去年からの衰えは隠しようがなく、本人も覚悟はできているはずだ。
内川は今季で現役引退、まずは指導者研修を兼ねて2軍のコーチに就くのだろう。
そのため今季いっぱい、じっくりと2軍の選手を観察しろと言われてるに違いない。
だけど残り20試合前後ともなれば1軍昇格してベンチ入りし、ゴール間近の選手たち
を鼓舞するとともに状況が許せば自らも打席に立つなど、何らかの花道が準備される
時がやって来るに違いない。たぶんそうだ。きっとそうだ。いや、絶対そうだ!
そう信じて疑わなかった。
しかし・・・
工藤監督は昇格させない内川について、ワケの分からない詭弁を弄す。
相反して、まったく状態の上がらないバレンティンは1軍に昇格させる。
当然と言うべきか、案の定、バレンティンは凡打の山を築き続ける。
10月のバレンティンの成績、31打席、30打数1安打、打率.033。
もちろん内川とて衰えが隠せず、往時の打撃ではないのはファンも分かっている。
しかしこの極端な事実を、ファンはどう受け止めれば良いのだろうか?
今日の内川のお別れコメントには、鬱積する思いが明確に込められていた。
恥ずかしながら、ぼくは聴いていて感極まりそうになった。
以下、一部抜粋。
「地元九州の球団で最後を迎えたいという思いでやってきたんですが、残念ながら
それが叶わない状況になってしまいましたので、まだまだ自分でやれるとか、
勝負したいという思いよりも、今年1打席も1軍でチャンスを貰えなかったという
ことが、自分の中で野球を辞める決心がつかなかったというのが正直なところです」
https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/660206/
・地元球団で最後を迎えることが叶わなくなった
・まだやれるからということではなく、1軍で1打席もチャンスを貰えなかったことが
野球を辞める決心ができなかった理由
個人的には、パリーグ制覇の喜びなど、完全に吹き飛んでしまった。
いったい今季2020年は、何というシーズンなのだろうか。
思えば2018年シーズン、達川退団の時に覚えた薄っすらとした疑問、不信感に、
今回、ややくっきりとした輪郭を感じた瞬間でもあった。
何ということをしてくれるのか。ああ、監督が秋山だったなら・・・
内川の無念さが身体の隅々まで染みわたる夜だ。
***
最後に、よーちゃん殿にはお詫びしなくてはならない。
去年の鳥谷に続いて、今年は福留・能見という功労者まで出て行くと知り、
軽率にもこんな恥知らずなことを書き込んでしまったからだ。
ホークス工藤監督の選手起用に比べれば、鳥谷、福留、能見は納得の起用だ。
阪神球団にまったく問題ないとは言わないまでも、我がホークス球団に比べれば
問題のレベルが違う。実に申し訳ない書き込みだったと反省しております。
本当にスミマセンでした!
賢明な諸兄はどうぞスルーされますようお願いいたします。
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今日11月1日は、
福岡ソフトバンクホークス内川聖一内野手としての最後の日だった。
タマスタは内川の退団を残念に思うファンで埋め尽くされたらしい。
そうだろうなあ。内川ほどホークスに身を捧げた選手はいないからね。
内川よ、
これから先は日一日と厳しさが増すと思うが、どうか頑張ってくれ。
私はプロ野球ファンのひとりとして、決して君を忘れない。
内川よ、
こんな薄情なホークスで本当にすまん。
君の気持ち、君の無念さ、多くのファンは100%理解しているよ。
そのことだけはしっかりと心に留め置いてくれ。本当に本当にすまん。
***
ホークスのリーグ優勝が決まった翌朝の新聞を見て驚いた。
西日本新聞の一面トップは大きく「ホークス3年ぶりパ制覇」。
一面の大きなカラー写真から目を左の方に移すと、「今日の紙面」という
縦書きのヘッドラインがある。そこには信じられない文字が印刷されていた。
「ホークス内川選手退団へ」(赤枠)
うそだろ!?
(優勝決定の翌日、10月28日の西日本新聞朝刊の一面 左サイド)
2軍に落とされたまま、夏が過ぎ、秋になっても一向に1軍昇格の話がない内川。
しかし首脳陣との確執が噂されることも無く、内川も優等生発言に終始していた。
だから、ぼくは密かに思っていた。
これは恐らくもう、すべては既定路線なのだろう。
内川も去年からの衰えは隠しようがなく、本人も覚悟はできているはずだ。
内川は今季で現役引退、まずは指導者研修を兼ねて2軍のコーチに就くのだろう。
そのため今季いっぱい、じっくりと2軍の選手を観察しろと言われてるに違いない。
だけど残り20試合前後ともなれば1軍昇格してベンチ入りし、ゴール間近の選手たち
を鼓舞するとともに状況が許せば自らも打席に立つなど、何らかの花道が準備される
時がやって来るに違いない。たぶんそうだ。きっとそうだ。いや、絶対そうだ!
そう信じて疑わなかった。
しかし・・・
工藤監督は昇格させない内川について、ワケの分からない詭弁を弄す。
相反して、まったく状態の上がらないバレンティンは1軍に昇格させる。
当然と言うべきか、案の定、バレンティンは凡打の山を築き続ける。
10月のバレンティンの成績、31打席、30打数1安打、打率.033。
もちろん内川とて衰えが隠せず、往時の打撃ではないのはファンも分かっている。
しかしこの極端な事実を、ファンはどう受け止めれば良いのだろうか?
今日の内川のお別れコメントには、鬱積する思いが明確に込められていた。
恥ずかしながら、ぼくは聴いていて感極まりそうになった。
以下、一部抜粋。
「地元九州の球団で最後を迎えたいという思いでやってきたんですが、残念ながら
それが叶わない状況になってしまいましたので、まだまだ自分でやれるとか、
勝負したいという思いよりも、今年1打席も1軍でチャンスを貰えなかったという
ことが、自分の中で野球を辞める決心がつかなかったというのが正直なところです」
https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/660206/
・地元球団で最後を迎えることが叶わなくなった
・まだやれるからということではなく、1軍で1打席もチャンスを貰えなかったことが
野球を辞める決心ができなかった理由
個人的には、パリーグ制覇の喜びなど、完全に吹き飛んでしまった。
いったい今季2020年は、何というシーズンなのだろうか。
思えば2018年シーズン、達川退団の時に覚えた薄っすらとした疑問、不信感に、
今回、ややくっきりとした輪郭を感じた瞬間でもあった。
何ということをしてくれるのか。ああ、監督が秋山だったなら・・・
内川の無念さが身体の隅々まで染みわたる夜だ。
***
最後に、よーちゃん殿にはお詫びしなくてはならない。
去年の鳥谷に続いて、今年は福留・能見という功労者まで出て行くと知り、
軽率にもこんな恥知らずなことを書き込んでしまったからだ。
ホークス工藤監督の選手起用に比べれば、鳥谷、福留、能見は納得の起用だ。
阪神球団にまったく問題ないとは言わないまでも、我がホークス球団に比べれば
問題のレベルが違う。実に申し訳ない書き込みだったと反省しております。
本当にスミマセンでした!