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地上のスター、天国の星 [音楽]

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素敵なX'masプレゼントをもらいました。
一昨日23日夕のBS-hiの番組ですが、今日やっと観ることができました。
皆さんは、ご覧になりましたか?

タイトルは「BSベスト・オブ・ベスト」。
副題は「HV特集 伝説のミュージシャンたち~カーペンターズ」。
この番組、ぼくの記憶違いじゃなければ、5,6年前の再放送だと思います。


A STAR ON EARTH ‐ A STAR IN HEAVEN

ファンの間では有名すぎる言葉かもしれません。
カリフォルニアにあるカーペンター家の墓に、カレンの安らかな眠りに
添える言葉として刻まれている、簡潔にして愛情溢れる墓銘です。
5,6年前にこの番組を観た時、その結びに使われたこのフレーズに触れ、
ぼくは初めてこの言葉の存在を知りました。

Karen Carpenter

ぼくの人生の中で、恐らく最も多くの歌声を聴いたシンガーです。
ぼくと同世代の方だったら、一度も名前を聞いたことがないという人は
ほとんどおられないのではないでしょうか?
50年生まれの彼女が亡くなったのは83年。もう27年も前の話なのかあ。
本当に光陰矢の如しだなあ。

ぼくが彼女の歌声を知ったのは71年、高校3年の梅雨時期でした。
FM大好き少年だったぼくは、いつものようにFM福岡を聴いていました。
詳しい番組名は忘れてしまいましたが、当時の日立のオーディオブランド
であった「パディスコ」提供の土曜日午後の番組。
そこで流れたのが彼らの3枚目のシングル「愛のプレリュード」でした。

まず、出だしの分散和音に乗るクラリネットに痺れました。
だけどそれ以上に痺れさせたのが、カレンの哀愁を帯びた歌声です。
グラミー賞にも輝いた“Close to you”のリリースからは既に1年近くが
経ってましたが、日本での彼らの扱いが小さかったんだと思います。

それからは“大ファン”と言っていいプロセスを辿りました。
74年だったかな、九電体育館に来てくれたのが輪をかけた気がします。
少なくとも70年代の半分以上は、カレンの歌声があったと思うなあ。
だけど80年代に入ると、あんなに好きだった歌声もほとんど聴くことは
なくなってました。

柴田祐規子アナが読む、番組最後のこのフレーズ。
何だかわけもなく、胸に熱いものが込み上げて来ます。
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