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終戦記念日 [その他]

今日は66回目の終戦記念日だそうです。
戦争の爪跡は、今や探そうとしてもほとんど無くなってしまっています。
いいことでもあるし、悪いことでもあるような気がします。

そう言えば、おふくろは最後まで「敗戦」とは言わなかったなあ。
文化人の人たちが「敗戦」と言うのを聞いて、違和感を覚えるのはぼくだけでしょうか?
どうして殊更のように「敗戦」と言うのか、ぼくには分かりません。

昨日、鳥越俊太郎さんのテレビ番組を見ました。
終戦の最終決断、昭和天皇の玉音放送にまつわるドキュメントでした。
大半は知ってることの復習的な内容でしたが、同盟通信社時代の井上勇さんのことや、
玉音放送がtake2だったことは初めて知りました。

昭和20年8月15日。
思えば、現存する多くのことは、ここから始まったのかもしれません。
先人たちの落胆、挫折、後悔、反省、困窮、焦燥、etc・・・想像するに余りあります。
恐らくはリセットではなくて、明らかなマイナスからのスタートだったことと思います。

終戦記念日って、どういうスタンスで臨めばいいのだろう。
この日が来るたびに、もう何十年も前から考えている割には、答えはぼんやりのままです。
韓国やロシアの無神経な対応には、相変わらず頭に血がのぼる自分がいます。
先人たちは泣いてるよな、きっと。悔しがってるよな、たぶん。
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